Androidスマホの買い替えサイクルに関する調査結果│年代別の平均利用年数・買い替え動機 - スマホおすすめガイド
スマホ買い替え動向の調査概要
スマートフォン市場における、Androidユーザーの買い替え需要を明らかにするため、全国のAndroidスマートフォン利用者520名を対象に調査を実施しました。
調査期間:2024年8月10日~8月12日
年齢層:20代から60代以上の男女
本調査では、スマートフォンの利用年数、買い替えサイクル、買い替え理由など、様々な観点からユーザーのスマートフォンの利用期間・買い替えサイクル等の実態を分析しました。
買い替えサイクルの動向
スマホの買い替えサイクルに関する集計が以下となります。
年代別の平均買い替えサイクル
スマートフォン市場における買い替えサイクルに関する最新の調査によると、20代・30代と40代・50代の間で明確な傾向の違いが浮き彫りになりました。本調査は全国のスマートフォンユーザーを対象に行われ、各世代のライフスタイルやスマートフォンの使用目的に基づいた買い替え行動が明らかになりました。
20代・30代のユーザーの約半数が3年以内のサイクルでスマホの買い替えを行うのに対し、40代・50代以上のユーザーにおいては30%以下という数値になっています。
年代別のスマホ買い替えの主な動機
買い替え動機の調査においては、年代別のインサイトに大きな有意差はなく、全年代共通で約90%前後がバッテリー劣化・不具合・故障などが主な買い替え動機になっているようです。
約半数が3年以内に買い替える20代・30代においても、より買い替えサイクルの長い40代・50代と同じ買い替え動機になっていることを考えるとスマホ利用時間の長さから来るバッテリー劣化の早さに起因しているという背景も見えます。
年代別の支払い方法
年代別の端末代金の支払い方法を見てみると、約6割のユーザーが一括払いを選択しているという点は共通でした。
しかし、分割払いを選択している残り約4割のユーザーの内訳として、「分割払い」を選択するユーザーと「端末購入プログラム*1」を選択するユーザーの比率に有意差が現れました。
※1 2年後の端末返却を条件とした残価設定型の分割払い(俗称:端末購入プログラム/機種変更プログラム)
「端末購入プログラム」を選択するユーザーは、20代がピークで年代が高くなるほど、通常の分割払いを選択するユーザーが多くなる傾向になっています。
シリーズ別の支払い方法
シリーズ別に支払い方法を分析すると、価格帯の高いラインナップを含むシリーズほど一括払い比率が低く、MVNOでの販売が主要チャネルとなっているXiaomi/OPPO/ASUSなどのモデルでは一括払いの比率が高くなっています。